そのあとも、色んな場所を見て回った。 清水寺では、恋が叶うらしいからそのお守りなんかも買ったりした。 まぁ、颯也くんにバレないようにだけどねっ! 家族にもお土産を買って、楽しくてキセキみたいな今日は終わりが近づいてくる。 時間的にまわれるのは近いとこひとつ。 「これで最後だね。どこ行こっか?」 颯也くんはどこから持ってきたのか地図片手に悩んでる。 「あたし、行きたいとこあるんだけど……いい?」