颯也くんの言ってる意味がまったくと言っていいほどわかんない。 いったい、なに考えてるの……? そんなこと聞けるわけもなく、気づいたらさっき颯也くんが言った通りになってた。 「じゃあ、行こっか」 颯也くんにうながされながら、京都の街をのんびり歩く。 「わぁ…やっぱり京都のもみじ綺麗だね――」 「うん、俺らが住んでるところと全然ちがう」 目の前にある大きな木は、もみじでいっぱい。