【完】続*禁断の恋ってやつ。




金閣寺について、タクシーをおりたあたしたち。



「運転手さんはどうするのかな?」



「んー、聞いてみようか」



「運転手さんはどうするんスか?」



颯也くんの問いに運転手さんは笑いながら答えた。



「待っててもいいし、ついて行ってもいいんだ。

おじさんも、カップルの邪魔したくないからね」



それを聞いて顔を赤くするあたし。



運転手さんの中であたしと颯也くんは付き合ってることになってるんだ……。



ほんとに、付き合えたらいいんだけどなぁ。