『もしかして絢斗……来てくれてるの?』 「んぁ? 当たり前だろ! なんのために場所聞いたんだよ」 桃香のこと探すために決まってんじゃん。 桃香との電話を続けながら3階をウロウロと歩き回ること数分。 お、いた。 ホテルの廊下に3人で固まって、桃香はスマホを耳に当ててる。 水原たちはニヤニヤしながら桃香をみている。 女子ってこうゆうもんだよな……。