その間も、桃香との電話は繋がったまま。 「桃香って方向音痴?」 『なっ! そんなわけないじゃん! あたしシッカリしてるよ?』 何気なく聞いたことに本気になって返してくる桃香。 やっぱりイジリがいあって楽しいから止められない。 「ははっ、嘘だよ」 『もう~』 チン…という音がして、3階についたことを教えてくれる。