「ま、ジャマはしないよー。 せんせ、桃香のことあんまりイジメないでね!」 そう言った結奈ちゃんたちにいつの間にか元に戻った絢斗はあいまいに頷くだけ。 それっきり結奈ちゃんたちは2人で話してて、あたしも絢斗と話すことにした。 「キスでもしとく?」 話そうと思って絢斗のほうを向いたら、そんなことを言われた。 一瞬ポカーンとしたけど、もし見られたら……ってことも考える。 いくらバスの中っていっても……やっぱり心配。