長方形くらいの可愛くラッピングされた箱。 これ……チョコ、だよな? それって……そういうことだって思っていいのか? 「愛華ちゃん、これって……」 「あぅ……ごめんなさいっ!」 そう言って走り出した愛華ちゃん。……えっ!? あわてて追いかけてとっさに愛華ちゃんの腕をつかむ。 廊下からは夕日がさしこんで、校舎はオレンジ色。 「逃げないでよ、愛華ちゃん」