ツラツラとそんなことを考えながら片付けを済ませた。 「ありがとな。 集合時間になったらまたきてくれ」 残った生徒たちにそう告げる学年主任を横目に俺も部屋に戻ろうと食堂をでる。 部屋に戻ってベッドにバタリ。 そのままゴロンと寝返りをうって考えるのは桃香のこと。 やっぱり一緒にいてぇな……。呼ぶか。 スマホをとって桃香に電話をかける。 『もしもし?』 3コールくらいで出た桃香のうしろはガヤガヤと騒がしい。