魔の世界の王と氷の世界の女王






誰、怖いよ
助けて

そう体も心も悲鳴をあげていた




―ギュッ―




「ぇ……」




びっくりして
私のことを抱きしめてる人をみた瞬間
また涙がでた




「グ…ヒクツ…レイ…」




「こんなとこにいたのか
世話が焼ける猫だな(クスッ」




私はそんなことを言われたが
とてもとても嬉しかった