相沢矢子の『旧約魔法』レポート

「いてててて、失敗失敗」
 廃棄物から出てきたブリキのおもちゃは、今度は狙いを外さないよう、近くにいた矢子に身体を向けた。
 それを見ていたショウとロンは、ブリキのおもちゃをバカにしたような動きを見せ、ブリキのおもちゃを挑発。
「ちっ、仕方ない」
 舌打ちをしたブリキのおもちゃは、標準をショウとロンに合わせていた。
 ショウとロンは鬼ごっこをするかのようにチョロチョロと捕まらないように逃走。
 ヒュン。ドドドーーーン。
 ブリキのおもちゃは障害となっている廃棄物を崩壊させながら進んで行き、ショウとロンを追いかけて行くのであった。
 一方、取り残された矢子と善明、それからポーとブリキ姫。
 矢子と善明はブリキ姫もあのような機械を使ってくるのだと警戒し、身体がこわばっている。
 しかし、ブリキ姫はどうしたらいいのかとあたふたとした様子で何もしてくる様子がなかったので、矢子が問いかけた。