相沢矢子の『旧約魔法』レポート

 相手はあっかんべ〜と善明を挑発し、善明は冷めた目をしている。
「それなら服の色はピンクなんで、ピンって呼べばいいのかな?」
「ハァ!?何でそんな名前で呼ばれないといけないわけ?」
「んじゃ、何と?答えないならピンってオレら呼ぶよ?」
 善明は相手にペースを握らせないよう、ワザと怒らせるように挑発。
 また、ショウ・ロン・ポーもまるで挑発しているように変なダンスを後ろで踊っていた。
「私は『ブリキ姫』!!わかったバカップル!!!!!」
「バカップルって何のこと?」
「アンタたちに決まってるじゃない!?私が時計台の上からアンタたちを見た時、仲良く手を繋いでいたじゃない。まったくハレンチな!!」
「姫ちゃん、しばらくお顔が真っ赤っかになっていたよ」
 横にいたブリキのおもちゃはブリキ姫の横に立ち、ニヤニヤしながら小さな口を開いた。
「あなたは余計なこと言わなくてもよろしい!!」