相沢矢子の『旧約魔法』レポート

 急に静かになった宿。
 善明はふと外を見ると霧が目に入り、静けさが増していくよう。
「ブリキのおもちゃか。なんだが二人で行動しているみたいだな」
 深追いしてもおそらく見つからないと踏んだ善明は、そのまま、自分が眠っていた部屋に戻ることに。
 ん?二人で?・・・あっ!!
 善明は思わず大声を出してしまった。