「ぼく・・・、『ブリキのおもちゃ』」
「ブリキ?ブリキってあのブリキ?」
「・・・・・」
ブリキのおもちゃを名乗る相手は、頭を縦に振って返事をし、相手はクセなのか親指の爪を噛む。
「ブリキのおもちゃちゃん?君は・・・あ、女の子みたいだからあなたはがいいのか」
「・・・男」
「え?男?彼氏とか?」
「違うもん!!僕、男の子だもん」
ブリキのおもちゃを名乗る相手はどうやら男らしいが、どこからどう見ても女の子にしか見えない。
これが男の娘ってやつか?
生まれて始めてみる光景に、善明はボー然と見るだけで、次の言葉が出ない。
どこにいるの?出てらっしゃい。
またどこからか別の場所から、今度は女性らしき声が聞こえ、ブリキのおもちゃはその声がする方にダッシュ。
「あ、ブリキのおもちゃ君」
ブリキのおもちゃは善明の方を振り向くことなく、どこかへと消えていった。
「ブリキ?ブリキってあのブリキ?」
「・・・・・」
ブリキのおもちゃを名乗る相手は、頭を縦に振って返事をし、相手はクセなのか親指の爪を噛む。
「ブリキのおもちゃちゃん?君は・・・あ、女の子みたいだからあなたはがいいのか」
「・・・男」
「え?男?彼氏とか?」
「違うもん!!僕、男の子だもん」
ブリキのおもちゃを名乗る相手はどうやら男らしいが、どこからどう見ても女の子にしか見えない。
これが男の娘ってやつか?
生まれて始めてみる光景に、善明はボー然と見るだけで、次の言葉が出ない。
どこにいるの?出てらっしゃい。
またどこからか別の場所から、今度は女性らしき声が聞こえ、ブリキのおもちゃはその声がする方にダッシュ。
「あ、ブリキのおもちゃ君」
ブリキのおもちゃは善明の方を振り向くことなく、どこかへと消えていった。



