相沢矢子の『旧約魔法』レポート

「ここならペンライトなしでも大丈夫だから二手に別れようか?」
「でも矢子を一人にするわけには・・・」
「私には旧約魔法があるから大丈夫だって。私は二階を善明は一階を調べて」
「・・・ならこうしよう。一時間後この玄関に集合ってことで」
「一時間後ね」
 矢子は近くにもある階段に登り、善明は静かで不気味なこの家を捜索するのであった。