シュタインはホッと一安心したのもつかの間、慌てて眠っているソワールを抱きかかえた。
「お前らこれが最後だ!!これ以上グスグしていると、この女がどうなっても知らないぞ」
シュタインの怒りは頂点に達し、目からも異常さが二人に伝わってか、矢子と善明は無意識に後退り。
と、シュタインは矢子の方を見て、右手であるものを指さすのがわかった。
「おいそこのお前。お前の持っているマーベラーの魔法の杖をどっかに投げろ!!」
「え?は?え?」
「早くしろーーーーー!!!!!」
パニックになった矢子は自然に力が入ってか、シュタインが見ているところ以外のところに魔法の杖を投げた。
カラン。
杖が落ちたその場所に一番近い善明は、矢子の投げたその杖に目を取られしまうが、目線はシュタインへ。
だが、目線を元に戻した時にシュタインが一瞬複雑そうな顔を見逃さなかった。
・・・・・。
「お前らこれが最後だ!!これ以上グスグしていると、この女がどうなっても知らないぞ」
シュタインの怒りは頂点に達し、目からも異常さが二人に伝わってか、矢子と善明は無意識に後退り。
と、シュタインは矢子の方を見て、右手であるものを指さすのがわかった。
「おいそこのお前。お前の持っているマーベラーの魔法の杖をどっかに投げろ!!」
「え?は?え?」
「早くしろーーーーー!!!!!」
パニックになった矢子は自然に力が入ってか、シュタインが見ているところ以外のところに魔法の杖を投げた。
カラン。
杖が落ちたその場所に一番近い善明は、矢子の投げたその杖に目を取られしまうが、目線はシュタインへ。
だが、目線を元に戻した時にシュタインが一瞬複雑そうな顔を見逃さなかった。
・・・・・。



