シュタインの前に現れた人物は善明で、霧発生装置がないことに気づくと機嫌が更に悪くなっているのが見て取れる。
「装置はどうした?」
「装置?ああ、アレね。はいはい」
「わかったなら早く出せ!」
「・・・・・」
「何してる?早くしろ!!」
「・・・・・」
「おい聞いているのか?」
「・・・・・」
何も語らない相手にシュタインは不快感を示し、善明は対照的に涼しい顔ですましていた。
「おい、旧約魔法を使うやつはどこだ?」
「・・・・・」
「質問に答えろ!!」
「・・・・・」
善明はゆっくりと目をつぶり、何かを考えているような素振りをし、突然目を見開いた。
「霧発生装置なんですが・・・、アレどうやって運べばいいんです?」
「あの二人が使ったヘンテコな機械で運べばいいだろう?さっさと持ってこい!!」
「ヘンテコな機械?」
「廃棄場でブリキの二人が使っていた機械のことだよ!!早くしろ!」
「装置はどうした?」
「装置?ああ、アレね。はいはい」
「わかったなら早く出せ!」
「・・・・・」
「何してる?早くしろ!!」
「・・・・・」
「おい聞いているのか?」
「・・・・・」
何も語らない相手にシュタインは不快感を示し、善明は対照的に涼しい顔ですましていた。
「おい、旧約魔法を使うやつはどこだ?」
「・・・・・」
「質問に答えろ!!」
「・・・・・」
善明はゆっくりと目をつぶり、何かを考えているような素振りをし、突然目を見開いた。
「霧発生装置なんですが・・・、アレどうやって運べばいいんです?」
「あの二人が使ったヘンテコな機械で運べばいいだろう?さっさと持ってこい!!」
「ヘンテコな機械?」
「廃棄場でブリキの二人が使っていた機械のことだよ!!早くしろ!」



