「バス停?」
「あそこならトラックか何かを呼んで運べるんじゃない?」
「現世行き異空間トラック辺りかな?」
「何それ?」
「私たちが乗ったのが異空間行き現世バス、シュタインは多分現世の人間だから現世行きのトラックを使うはずだよ」
真顔の矢子に圧倒された善明は、素直にそれに頷き、話を途中で切らないようにした。
「そ、そのトラックを使って運ぶってことは、オレたちの住んでいるとこに来るってこと?」
「どうなんだろう。別の異空間に行く可能性もあるし」
「・・・・・」
「だ、大丈夫だって。私の旧約魔法があれば、シュタインとか大したことないし」
余裕を見せている矢子。
だが、身体は固いのが目に見えてわかり、手に力が入っている。
「矢子、旧約魔法は後何回くらい使えるの?」
「・・・2、3回」
「そうか。多分光のやつと水のやつを見ていただろうから、同じやつは使えないね」
「後は雷の旧約魔法なんだけど」
「あそこならトラックか何かを呼んで運べるんじゃない?」
「現世行き異空間トラック辺りかな?」
「何それ?」
「私たちが乗ったのが異空間行き現世バス、シュタインは多分現世の人間だから現世行きのトラックを使うはずだよ」
真顔の矢子に圧倒された善明は、素直にそれに頷き、話を途中で切らないようにした。
「そ、そのトラックを使って運ぶってことは、オレたちの住んでいるとこに来るってこと?」
「どうなんだろう。別の異空間に行く可能性もあるし」
「・・・・・」
「だ、大丈夫だって。私の旧約魔法があれば、シュタインとか大したことないし」
余裕を見せている矢子。
だが、身体は固いのが目に見えてわかり、手に力が入っている。
「矢子、旧約魔法は後何回くらい使えるの?」
「・・・2、3回」
「そうか。多分光のやつと水のやつを見ていただろうから、同じやつは使えないね」
「後は雷の旧約魔法なんだけど」



