「ああ。彼は先ほど解雇したよ」
「え!?」
「何度も改心するように言ったんだが、聞きはしなかったからさ」
「それならソワールさんを人質にしていることもご存知で?」
ガッシャン。
持っていたワイングラスを落とし、空いた口が塞がらないマーベラー。
しばらく頭の中が真っ白になったのか沈黙が続き、周りにいた人間はその様子を注視。
「佐野さん、その話は本当かい?」
「ええ、手紙には霧発生装置と引き換えにするとか書いているものかと」
「霧発生装置?ああ、アレのことか。それで今どこに?」
「時計台の屋上に・・・」
チラッと矢子の方を見ると、矢子は機械をダメにしたことを言わないようサインを送り、善明は軽く頷いて返した。
「仕方ない。霧発生装置はひとまず置いといて、警察に連絡しよう」
「待ってください。シュタインは人を眠らせる霧吹きみたいな物を持ってまして」
「霧吹き?」
「え!?」
「何度も改心するように言ったんだが、聞きはしなかったからさ」
「それならソワールさんを人質にしていることもご存知で?」
ガッシャン。
持っていたワイングラスを落とし、空いた口が塞がらないマーベラー。
しばらく頭の中が真っ白になったのか沈黙が続き、周りにいた人間はその様子を注視。
「佐野さん、その話は本当かい?」
「ええ、手紙には霧発生装置と引き換えにするとか書いているものかと」
「霧発生装置?ああ、アレのことか。それで今どこに?」
「時計台の屋上に・・・」
チラッと矢子の方を見ると、矢子は機械をダメにしたことを言わないようサインを送り、善明は軽く頷いて返した。
「仕方ない。霧発生装置はひとまず置いといて、警察に連絡しよう」
「待ってください。シュタインは人を眠らせる霧吹きみたいな物を持ってまして」
「霧吹き?」



