善明もその辺の座れそうな廃棄物に座り、何か見落としていないか頭を巡らせる。
けれど、周りの廃棄物が目に入ってくることあって集中出来ず、考えるのをやめることに。
「ねえ、気分転換に別の場所に行かない?」
矢子は先ほど善明から取り上げたカメラから地図の画面を出し、善明に見せた。
「でも旧約魔法を使わないと辿り着けないよ?」
「適当に歩けば何とかなるでしょう」
「そんないい加減な」
善明は立ち上がって矢子に近づき、預けていたカメラを手に取った。
ふと、何気なく地図の画面を見るとあることを思い出した。
「そう言えばブリキ姫が時計台からオレたちを見たって言っていた」
「え?」
「もしかしたら時計台に霧発生装置があるんじゃない?」
「時計台ってことはあの一階にあったやつ?」
「あれは違うと思うよ。多分時計台を動かす装置かな」
「ならないんじゃない?」
けれど、周りの廃棄物が目に入ってくることあって集中出来ず、考えるのをやめることに。
「ねえ、気分転換に別の場所に行かない?」
矢子は先ほど善明から取り上げたカメラから地図の画面を出し、善明に見せた。
「でも旧約魔法を使わないと辿り着けないよ?」
「適当に歩けば何とかなるでしょう」
「そんないい加減な」
善明は立ち上がって矢子に近づき、預けていたカメラを手に取った。
ふと、何気なく地図の画面を見るとあることを思い出した。
「そう言えばブリキ姫が時計台からオレたちを見たって言っていた」
「え?」
「もしかしたら時計台に霧発生装置があるんじゃない?」
「時計台ってことはあの一階にあったやつ?」
「あれは違うと思うよ。多分時計台を動かす装置かな」
「ならないんじゃない?」



