弱さ故の向上心

副島「私たちは芽衣ちゃんみたいに優秀じゃないですよー」



新田「開き直るなよー」




そんなくだらない話を横で聞きながら、私は毎日仕事している。





後藤「しかし、今日も福山先生かっこよかったなー」



副島「循環器ドクターでイケメンで優しいって文句なしだよね。」





新田「確かにかっこいいよな。立川さんどう思う?」




「特に、何も?


指示は的確で分かりやすいですけど。」





新田「立川さんの中には仕事上での付き合いでしかないのね笑」





副島「噂をすれば福山先生がこっちに歩いてきてる。」





福山「新田先生、さっきの患者さんなんですけど正式に循環器転科という形でよろしいでしょうか?」



新田「もちろんです。お願いします。」



福山「それから良ければ君も。」




『え。』



一瞬周りが凍りついた。





福山「立川さんもよければ循環器病棟で働かない?」





新田「福山先生、それはちょっと…「お言葉は嬉しいですけど、すみません。」




福山「どうして?君ならウチでも十分やっていけると思うけど?」




「私が興味があるのは脳外科だけですから。