「ねぇ有沙、橘くんって誰?」
と有沙にきいてみる。
すると有沙は大きい目を更に大きく見開く。
「えーーーー!!
美心、あんた橘くんも知らないの!?」
有沙があまりにも大きい声を出すものだからクラス表を見ていたみんながいっせいにこちらを向く。
「ちょっと有沙、みんなこっち見てるよ」
「ごめんごめん。」
と言ってその場から逃げる!
小走りで着いたのは、わたしたちの教室!
入学式ともあってみんな緊張している様子。
「…で、あんた橘くんのこと知らないの?」
だって中学に橘って名前の人なんていなかったし。
「知らないよ、誰?橘くんって」
「美心、いくら恋愛に興味がないからって橘くんを知らないとはね笑」
と苦笑いをする有沙。
別に恋愛に興味がないってわけじゃない。
恋愛とはどういう意味なのかがわからないだけなのに。
少しテンションが下がっていると、
「「キャーーー橘く〜ん」」
なんだこの甘ったるい声は!
と声のするほうを見てみる。
「あれが橘くんだよ」
と有沙にきいてみる。
すると有沙は大きい目を更に大きく見開く。
「えーーーー!!
美心、あんた橘くんも知らないの!?」
有沙があまりにも大きい声を出すものだからクラス表を見ていたみんながいっせいにこちらを向く。
「ちょっと有沙、みんなこっち見てるよ」
「ごめんごめん。」
と言ってその場から逃げる!
小走りで着いたのは、わたしたちの教室!
入学式ともあってみんな緊張している様子。
「…で、あんた橘くんのこと知らないの?」
だって中学に橘って名前の人なんていなかったし。
「知らないよ、誰?橘くんって」
「美心、いくら恋愛に興味がないからって橘くんを知らないとはね笑」
と苦笑いをする有沙。
別に恋愛に興味がないってわけじゃない。
恋愛とはどういう意味なのかがわからないだけなのに。
少しテンションが下がっていると、
「「キャーーー橘く〜ん」」
なんだこの甘ったるい声は!
と声のするほうを見てみる。
「あれが橘くんだよ」
