‡私立王城学園‡

そんなとき、外を歩いてる会長が見えたのでおもいっきり机を投げてやった。



すかさず窓を閉める。


会長はまたも悶えていた。



いい気味だ(←八つ当たり)



母さんが携帯を閉じて、渡してくる。



蘭「ごめんね〜、取り乱しちゃって。怪我はなかった?」



ケロッとして俺らに言ってくる母さん。



流「えぇ。大丈夫でしたよ。」



流が答える。



蘭「あら。見た事ない子ねぇ、ラキの友達?」



首を傾げる母さん。


さっきと全然違って可愛いい…。



変わり身の速さは流石だな。



流「はい。滝河流です。よろしくお願いしますね」



あっまーいフェイスで答える流。


この雰囲気は和むわ。



リ「そろそろいかないか?」



ラ「そうだな」



本を抱えて、空き部屋へと向かった。



***



教室に入った途端氷結する空気。



幸いにも中尾っちの授業だったようだ。



空いてる席に腰を降ろして本を読み始める。