‡私立王城学園‡

俺の研究費が…!


研究時間が…!!



リ「ら、ラキ!落ち着け!俺も手伝うから!」



リクがよこから慌てて言ってくる。




ラ「お前は、事務処理に向いてねえだろうが!機会音痴が!」



リ「ひ、ひでぇ」


リクがおもいっきし落ち込む。



ラ「あー、もう!」



窓際後ろということで無事だった俺の鞄を取り出し、ノートパソコンで報告書を作る。



親父にメールを添えて送信。



数分後に空き部屋で授業をするように書いたメールが届いた。


電話しながらメール打ってくるとこがむかつく。




俺は立ち上がって、中尾っちにその事を伝える。



中「わ、わかった。みんな!着いてこい!」


中尾っちが引率して皆を連れ出す。



必然的にリクと流と俺と母さんが残った。



流「あれ、ラキの母さん?」



ラ「ああ…」


話しながら木を片付けていく。



鞄は皆持って行ったようなので、殆ど蹴り飛ばしてる。