‡私立王城学園‡

教室がしんとなる。



蘭「俺に向かって可愛くないやら綺麗じゃないぬかしたやつは何処のどいつだ!今すぐでてきやがれ!屋上から吊してやるわ!」



机の残骸に脚を乗せ、スカートをはためかせながら族時代の迫力で言う母さん。



うっわ、マジギレ……。



リクの方をみると、行ってこいと目で促される。


薄情もの〜!!!(泣)



仕方ないので止めに入る。



ラ「母さん、落ち着いて…」



蘭「誰が母さんだ!蘭様と呼びさらせ!」



右ストレートが飛んでくる。



慌ててかわすと、今度は下から蹴りが。




俺は防御に徹して、母さんの攻撃をかわす。


説得も忘れずに。



「蘭様ドワッ」


「だか、蘭様っくッ」


「お願いだからやめて〜(泣)。物をこわさないで!」


「この処理、誰がやると思ってんですかー!」


「俺ですよ俺ッツ」



蘭「しるかボケー!」


ラ「ッツ、リ、リク!携帯パス!」



慌ててリクに呼び掛ける。