‡私立王城学園‡

早速片付けようと立ち上がり部屋の隅に置かれてる段ボールを開けていく。



因みに、服とかが一箱で実験道具と完成品、関連資料や本が殆どだ。


ん?


二箱増えてる…。



片方を開けると中にはクッキングセット。


赤と白で統一された柄はなんかかわいい。


入ってた手紙を開くと母さんの字。



“ラキへ♪

これは入学祝いです!
沢山お菓子作ってね?
食べ過ぎはだめよVV


蘭様より”



ありがとー!


母さん大好きッ♪



もう一つの箱を開ける。


出てきたのは女物の服や靴、アクセサリー等。


入っていた手紙を開くと親父の字。



“ラキちゃんへ☆

この服はゼーッタイ捨てないでね!
あと少ししたら必要になるから♪


パパよりV”



いや、女物の服だからって捨てないけど。


女装は幾度となくしてるし抵抗ないから。



でもなんで必要になるんだ?



とにかく荷物を所定地に置いていく。


その間リクはテレビを見てた。



人の部屋で…(怒)。