‡私立王城学園‡

リ「仕事は……終わられたようですね」


うん。



双子が来てからもちゃんと手を動かしてましたから。




白・雪「あ、リクや〜ん!」




リ「げ…」



そういえばリクは双子が嫌いだったな。



すっごい弄られてるし。




あれぇ?



これってかなり忘れられてない?



なんか疎外感………





つか、仕事を猛スピードで終わらしたから腹減ってんだけど。



ラ「あのぉ……?」




リ白雪「なに!?」



うわぁ。



ハモったぁ〜!


リクなんか口元おさえて吐きそうな顔してるし。



双子もうげぇって顔でお互いを見てる。



ラ「いや、そういうリアクションいいから。それより腹減った」




この言葉に飛び付いて来たのは双子だった。



白「それやったら今から食いに行こ!」



雪「ラキんちの使用人食堂にあたる場所やで。確か」




ラ「よし!じゃあいくぞ!!!」




使用人食堂なら何回か行ったことがある。


そのたびにリクに怒られたなぁ。



リクは俺の家にいるときはずっと俺に付いてたなぁ。