大学に進学してからの俺はひたすらバイトと勉学に励んだ。
幼い頃から憧れていた建築士の夢を叶えるために。
呪縛となっていた母の元を離れ、一人暮らしも始めた。
何か一つ解放されたような、そんな安堵感と充足感で満たされていた。
だが女性不信に関しては何一つ変わることはなかった。
相変わらず何かと声をかけられ、告白されることも少なくなかったが、
誰一人としてそういう気になれる相手などいなかった。
表面的には普通に会話もできる。
だが何を勘違いしたのか、それを好意と勝手に解釈して一方的に迫ってくる女もいた。
どんなに美人だと言われる女でも、どんなにスタイルがいいと言われる女でも、俺の心は一度だって揺れることはなかった。
あまりの俺の手強さに、あの手この手で俺をものにしようと画策する連中まで現れる始末だった。
だから彼女に初めて声をかけられたときも、
もしかしたらその手の類いなんじゃないかと思ってしまったんだ。
幼い頃から憧れていた建築士の夢を叶えるために。
呪縛となっていた母の元を離れ、一人暮らしも始めた。
何か一つ解放されたような、そんな安堵感と充足感で満たされていた。
だが女性不信に関しては何一つ変わることはなかった。
相変わらず何かと声をかけられ、告白されることも少なくなかったが、
誰一人としてそういう気になれる相手などいなかった。
表面的には普通に会話もできる。
だが何を勘違いしたのか、それを好意と勝手に解釈して一方的に迫ってくる女もいた。
どんなに美人だと言われる女でも、どんなにスタイルがいいと言われる女でも、俺の心は一度だって揺れることはなかった。
あまりの俺の手強さに、あの手この手で俺をものにしようと画策する連中まで現れる始末だった。
だから彼女に初めて声をかけられたときも、
もしかしたらその手の類いなんじゃないかと思ってしまったんだ。

