サヨナラなんて言わせない

そう言っていつもと何も変わらない顔で笑った。

そんな司の姿を見たらもう涙を止めることなんてできなくて。



やっぱり司は司だった。

幼い頃から自分を対等に見てくれた。


その彼を信じてよかった・・・・・


「司っ・・・・・・ありがとうっ・・・・・・・!」

「ははっ、泣きすぎだろ。ブサイクだぞ」

「だっ、だっで・・・・・ムリだよ~~~」

「はははっ!だっでって何だよ」


涙と鼻水で顔をグチャグチャにして号泣する自分を見て、司は屈託のない顔で笑ってくれた。それは話をする前と何一つ変わらない笑顔。



自分にとって一番大切な存在。

友達とか親友とか、そんな簡単な言葉ではとても言い表すことはできない。


司は自分にとって絶対的な存在となっていた。