「本当にすまない・・・。いくらカナやその友人達が協力してくれたからって、俺がやったことは最低最悪のクズと変わらない。何も知らない涼子にとっては・・・本当に浮気されたことと同じなんだから。でもあの時の俺は目先のことだけでいっぱいで、そんなことに気づきもしなかったんだ。・・・君を失うまで」
ギュッと目を瞑ると3年前の悪夢が昨日のことのように思い出される。
だが・・・あの時の俺とは違う。
そっと目を開けると目の前に涼子の姿が映る。本物の彼女がいる。
「涼子が俺の前からいなくなって・・・俺は奈落の底に突き落とされた。・・・いや、自分から堕ちていったんだ。全ては自分がまいた種なんだから。仕事も何もかも手につかなくて、どうしようもないほど抜け殻になってしまった。カナからは酷く罵倒されたよ。それみたことかってね。・・・それでもあいつは俺を見捨てないでくれたんだ。こんなどうしようもない俺を。
お前はそのままでいいのかって尻を叩かれたよ。後悔してるんなら男を見せやがれ!それができないなら男なんてやめちまえ!ってね。あの時のカナは完全に男に戻ってたよ」
本当にあの時のカナは俺よりもよっぽど男前だった。
今思い出しても笑いが零れてくるほどに。
「でもそのおかげでようやく目が覚めたんだ。君は俺の元を去ってしまった。全てはもう手遅れかもしれない。俺の自己満足に過ぎない。そうわかっていても俺の中では終わらせることなんてできなかった。
だから必死で働いて勉強した。・・・涼子との夢を叶えるために」
・・・・そう。
いつか君がここに戻って来てくれると信じて。
俺一人では夢は完成しない。
・・・・涼子、君がいてくれなければ。
ギュッと目を瞑ると3年前の悪夢が昨日のことのように思い出される。
だが・・・あの時の俺とは違う。
そっと目を開けると目の前に涼子の姿が映る。本物の彼女がいる。
「涼子が俺の前からいなくなって・・・俺は奈落の底に突き落とされた。・・・いや、自分から堕ちていったんだ。全ては自分がまいた種なんだから。仕事も何もかも手につかなくて、どうしようもないほど抜け殻になってしまった。カナからは酷く罵倒されたよ。それみたことかってね。・・・それでもあいつは俺を見捨てないでくれたんだ。こんなどうしようもない俺を。
お前はそのままでいいのかって尻を叩かれたよ。後悔してるんなら男を見せやがれ!それができないなら男なんてやめちまえ!ってね。あの時のカナは完全に男に戻ってたよ」
本当にあの時のカナは俺よりもよっぽど男前だった。
今思い出しても笑いが零れてくるほどに。
「でもそのおかげでようやく目が覚めたんだ。君は俺の元を去ってしまった。全てはもう手遅れかもしれない。俺の自己満足に過ぎない。そうわかっていても俺の中では終わらせることなんてできなかった。
だから必死で働いて勉強した。・・・涼子との夢を叶えるために」
・・・・そう。
いつか君がここに戻って来てくれると信じて。
俺一人では夢は完成しない。
・・・・涼子、君がいてくれなければ。

