その言葉に思わずフッと笑いが零れた俺をカナは訝しげに見つめる。
「・・・忘れたのか?今の俺が俺でいられるのは涼子の存在があるからなんだ。もちろんお前達が俺を支えてくれたからなのもある。でも涼子をいつかこの手に取り戻すという明確な目標がなければ、俺はこんなに立ち直れてなんかいない。きっとあの時腐ったまま堕落した人間になってただろう。・・・だから今は休むことなんてどうでもいいんだ。今踏ん張らなければもう二度と涼子を取り戻すことはできない、俺の本能がそう言ってるんだ」
「司・・・」
「迷惑をかけて本当に申し訳ないと思ってる。だがもう少しだけ見守ってくれないか」
俺の強い視線にカナの瞳がゆらゆらと揺れるが、やがて諦めたように息を吐いた。
「はぁ~、わかったわ。私も3年前にあんたと約束したものね。天国だろうと地獄だろうと、司の行く末を最後まで責任持って見届けるって。・・・わかったわ。司が仕事で手を抜かないのは嫌と言うほどわかってるし、あとはあんたの好きなように頑張んなさい。・・・ただし!本当に体が限界だと判断したときは引き摺ってでも休ませるから。それだけは譲れないわ。わかった?」
「あぁ、約束する。・・・・いつもいつも悪いな」
「ほんと、何から何まで世話が焼ける子よ、あんたって奴は」
そう言って顔を見合わせて苦笑いすると、今自分が失意の底にいるとはとても信じられないほど心が軽くなっていくのを感じた。
仲間の思いを無駄にしないためにも、俺はできるところまで走ってみせる。
「・・・忘れたのか?今の俺が俺でいられるのは涼子の存在があるからなんだ。もちろんお前達が俺を支えてくれたからなのもある。でも涼子をいつかこの手に取り戻すという明確な目標がなければ、俺はこんなに立ち直れてなんかいない。きっとあの時腐ったまま堕落した人間になってただろう。・・・だから今は休むことなんてどうでもいいんだ。今踏ん張らなければもう二度と涼子を取り戻すことはできない、俺の本能がそう言ってるんだ」
「司・・・」
「迷惑をかけて本当に申し訳ないと思ってる。だがもう少しだけ見守ってくれないか」
俺の強い視線にカナの瞳がゆらゆらと揺れるが、やがて諦めたように息を吐いた。
「はぁ~、わかったわ。私も3年前にあんたと約束したものね。天国だろうと地獄だろうと、司の行く末を最後まで責任持って見届けるって。・・・わかったわ。司が仕事で手を抜かないのは嫌と言うほどわかってるし、あとはあんたの好きなように頑張んなさい。・・・ただし!本当に体が限界だと判断したときは引き摺ってでも休ませるから。それだけは譲れないわ。わかった?」
「あぁ、約束する。・・・・いつもいつも悪いな」
「ほんと、何から何まで世話が焼ける子よ、あんたって奴は」
そう言って顔を見合わせて苦笑いすると、今自分が失意の底にいるとはとても信じられないほど心が軽くなっていくのを感じた。
仲間の思いを無駄にしないためにも、俺はできるところまで走ってみせる。

