そして、俺らは教室に着いた。
「ぅっしゃあ!きたー!俺ら同じクラスだな!」
「うるせー。」
「優河冷たっ!(笑)つか、勉強して良かったー。」
俺らは1年D組だった。
A〜Cは特進クラス。
D〜I組が普通クラス。
で、一応、特進・普通クラスごとに
アルファベットがAに近い程成績が必要
になって来る。
「優河は特進行ってたらA組だったろーに。クラス分けテストで、特進と普通クラス合わせて3位だったもんな!」
「嫌味か?1位の奴が」
横目で軽く睨む。
「たりめーだろ!(笑)あ、式での挨拶の打合せあったんだった!俺、行ってくる!」
「はいはい。頑張れよ。」
「サンキュー。」


