耳元でうっせーな。 「え?僕らどこら辺が調子乗ってるんですか?」 夏樹はイカツイ男を挑発する。 「ぁあ!その髪と服だ。言わせてんじゃねぇよ!特にピアスのテメエ…。」 睨みすぎて細い目が閉じてんぞー。 「そうっすか?つか、あんたが言える立じゃねーだろ。」 思いっきし男を睨む夏樹。 「…てめぇ…。お、覚えてろよ!」 「流石、元族なだけあるな(笑)」 「その話すんなやー。ま、教室行こーぜ。」 「あぁ。」 ま、あーゆのには慣れている。