桐井美咲輝……。

本当予想外な女…。

はぁ。教室戻るとするか……。


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「新入生代表。山本夏樹。」

「春の季節になり………新入生代表山本夏樹。」

緊張感しすぎだろ。声裏返ったぞ(笑)

「それでは、解散」

「くわぁーーーーっ!優河っ!緊張感したー!」

「お疲れ。よかったと思うよ。声が面白かったけど。」

「この魔王めっ!“優”河じゃなくて“魔王”河だ!」

「じゃ、お前は“山”本じゃなくて“声裏返り”本で。」

「そこ、対になってねーよ!てか、そんままじゃねーか!(笑)」

ツッコミを入れる夏樹。

「お前といて本当飽きねぇわ。」

ふと俺はボソッと呟いた。

「まぁな!」

夏樹は自慢気に言った。

「ウザっ。」

俺は笑う。

「おいおい、酷いぞ(笑)」

夏樹も笑う。

楽しい……けど、今は美咲輝で頭がいっ

ぱいだった。