「じゃあちょっと上行ってくる!」
おばあちゃんに軽く事情を話し
私は鍵をとってマンションに向かう
最初に言ったように叔母さんが
近くに住んでいてそこにまだ
私の部屋もあるだから
そこで大野さんを休ませてあげるため
目の前のマンションに向かう
「ちょっとそこに座っていてください」
私は部屋に入るとすぐに窓と
カーテンを閉めてクーラーをかける
そして冷たいお茶を大野さんに渡す
肩を貸しながら気付いた
大野さんからすごくお酒の匂いがした
飲んでるんだ…でも、なんであんなこと…
大野さんはお茶を受けとると
すぐに飲み干して机においた
ずっと黙ってる大野さん…
でも、私は無理には聞かない
利いてほしくないことは無理には
聞きたくないし、自分のタイミングで
聞いてあげたかった
そして、家に着いて15分ぐらいたった頃
「ねぇ…なんで助けてくれたの?」
大野さんは下を見ながら聞いてきた
「あれは、体が勝手に…」
本当に自分でも信じられない
あんな大勢の前で…
「でも、家まで連れてくる必要は
なかったし…」
大野さんはずっと下を見ている
「あそこまでして、
そのままほっとくなんて
出来るわけないじゃないですか」
私は少し笑いながら答える
「そっか…」
大野さんはそう言って
また黙ってしまった
声、震えてた…?
大野さんの声は少し震えていて
泣いているようだった
「ふっ、ぅ、」
気付くと大野さんは…泣いていた
どうして?なにかやっぱりあったのかな
私が聞いても何もできないけど…でも!
「大野さん、なにかあったなら
私でいいなら話聞きますよ。」
私は大野さんの肩に軽く手を置き
微笑みながら言った
「俺、moonで、リーダーなって
でも、週刊誌に、嘘、のこと書かれて
それ、でメンバー、に、迷惑、
ばっか、かけて、て
今日、こ、こに、タクシー、で
来てその、タクシー、の運転手に
言われたんだ、お前が、あの、
グループ、の一員なんて、って」
大野さんは泣いて途切れながらも言う
週刊誌か…そりゃあれはキツいよね
週刊誌にかかれたのは大野さんが
女性を殴ったりクスリをさせたり
したという記事だった
当時私は小学生でずいぶん前だが
ネットでは毎日のようにその中傷が
書き込まれている
私はmoonの中でも大野さんが好きで
ネットで調べているうちにその
記事のことを知った
でも、やっぱりあれは嘘だよ
みんなわかってる筈なのに
わざとあんなこと書いてたまに
それを信じる人が出てくる
「それで、俺、がグループ、に
いたら、だめなんじゃ、ないかって
ずっ、と、考えてて、
そん、なとき、にそんな、こと
言われて、すぐ、降りてそしたら
知らない、人にぶつかって
あぁ、ここで、問題、おこせば
辞めて、楽になれる、かも、って…」
なるほど…悩みすぎてしまったんだ…
芸能人はあることないこと書きまくられて
こうやって本人は傷つきながらも
TVでは笑顔でやってるんだ
「ねぇ、大野さん、ネットで
自分の事調べたことある?」
私はケータイを出しながら聞く
「怖、くて調べ、られな、い」
大野さんは泣きながらも答えてくれる
「ほら、見てよ
こんなに大野さんの味方はたくさん
いるんだよ?それなのに
みんな、捨てちゃうの?
悲しむ人何万、何百万っているよ?」
私が見せたのは掲示板の大野さんの
中傷の記事の場所だった
でも、それには理由がある
掲示板をよく見ると中傷じゃなくて
大野さんのファンの人が必死になって
弁解して、どれだけ頑張っているか
たくさん書き込んで応援してるっていう
メッセージばかり
大野さんはそれを見て驚いた様子だった
「ね?大野さんにはたくさんの
味方がいるんだよ?敵なんて
その10分の1にもみたないよ!」
私は大野さんの背中をさすりながら言う
「大野さんはみんなに
愛されてるんだよ!
私だってその一人だったもん!
私の夢は女優になって
大野さんと共演することだし!」
そう、始めに言ったあの人とは
大野さんなんです。
小学生のときからずっと好きで
憧れの存在だった
「moon、辞めちゃだめだよ…」
最後の一言を言った瞬間
大野さんはもっと泣き出してしまった
私が、持っていたタオルで大野さんの
涙を拭いていると、
大野さんが抱きついてきて
胸元に顔をうずめながら泣いている
私は大野さんの背中をさすって
だきしめた
私は大野さんを抱きしめながら
考えていた
やっぱ、アイドルでも人間なんだよ
誰だって傷付くんだよね
moonなんて休みも少ないだろうし
相談もできなかったんだろうな
こんなことメンバーには言えないし
30分位たつと大野さんは落ち着いてきた
…大野さんが落ち着いてきたのは
いいけど…私がそろそろ大変!
バタバタして考えなかったけど
あのmoonの大野さんだよ?!
いやいや!抱きしめるとか!
私は落ちついてきて、
パニックになっていた
おばあちゃんに軽く事情を話し
私は鍵をとってマンションに向かう
最初に言ったように叔母さんが
近くに住んでいてそこにまだ
私の部屋もあるだから
そこで大野さんを休ませてあげるため
目の前のマンションに向かう
「ちょっとそこに座っていてください」
私は部屋に入るとすぐに窓と
カーテンを閉めてクーラーをかける
そして冷たいお茶を大野さんに渡す
肩を貸しながら気付いた
大野さんからすごくお酒の匂いがした
飲んでるんだ…でも、なんであんなこと…
大野さんはお茶を受けとると
すぐに飲み干して机においた
ずっと黙ってる大野さん…
でも、私は無理には聞かない
利いてほしくないことは無理には
聞きたくないし、自分のタイミングで
聞いてあげたかった
そして、家に着いて15分ぐらいたった頃
「ねぇ…なんで助けてくれたの?」
大野さんは下を見ながら聞いてきた
「あれは、体が勝手に…」
本当に自分でも信じられない
あんな大勢の前で…
「でも、家まで連れてくる必要は
なかったし…」
大野さんはずっと下を見ている
「あそこまでして、
そのままほっとくなんて
出来るわけないじゃないですか」
私は少し笑いながら答える
「そっか…」
大野さんはそう言って
また黙ってしまった
声、震えてた…?
大野さんの声は少し震えていて
泣いているようだった
「ふっ、ぅ、」
気付くと大野さんは…泣いていた
どうして?なにかやっぱりあったのかな
私が聞いても何もできないけど…でも!
「大野さん、なにかあったなら
私でいいなら話聞きますよ。」
私は大野さんの肩に軽く手を置き
微笑みながら言った
「俺、moonで、リーダーなって
でも、週刊誌に、嘘、のこと書かれて
それ、でメンバー、に、迷惑、
ばっか、かけて、て
今日、こ、こに、タクシー、で
来てその、タクシー、の運転手に
言われたんだ、お前が、あの、
グループ、の一員なんて、って」
大野さんは泣いて途切れながらも言う
週刊誌か…そりゃあれはキツいよね
週刊誌にかかれたのは大野さんが
女性を殴ったりクスリをさせたり
したという記事だった
当時私は小学生でずいぶん前だが
ネットでは毎日のようにその中傷が
書き込まれている
私はmoonの中でも大野さんが好きで
ネットで調べているうちにその
記事のことを知った
でも、やっぱりあれは嘘だよ
みんなわかってる筈なのに
わざとあんなこと書いてたまに
それを信じる人が出てくる
「それで、俺、がグループ、に
いたら、だめなんじゃ、ないかって
ずっ、と、考えてて、
そん、なとき、にそんな、こと
言われて、すぐ、降りてそしたら
知らない、人にぶつかって
あぁ、ここで、問題、おこせば
辞めて、楽になれる、かも、って…」
なるほど…悩みすぎてしまったんだ…
芸能人はあることないこと書きまくられて
こうやって本人は傷つきながらも
TVでは笑顔でやってるんだ
「ねぇ、大野さん、ネットで
自分の事調べたことある?」
私はケータイを出しながら聞く
「怖、くて調べ、られな、い」
大野さんは泣きながらも答えてくれる
「ほら、見てよ
こんなに大野さんの味方はたくさん
いるんだよ?それなのに
みんな、捨てちゃうの?
悲しむ人何万、何百万っているよ?」
私が見せたのは掲示板の大野さんの
中傷の記事の場所だった
でも、それには理由がある
掲示板をよく見ると中傷じゃなくて
大野さんのファンの人が必死になって
弁解して、どれだけ頑張っているか
たくさん書き込んで応援してるっていう
メッセージばかり
大野さんはそれを見て驚いた様子だった
「ね?大野さんにはたくさんの
味方がいるんだよ?敵なんて
その10分の1にもみたないよ!」
私は大野さんの背中をさすりながら言う
「大野さんはみんなに
愛されてるんだよ!
私だってその一人だったもん!
私の夢は女優になって
大野さんと共演することだし!」
そう、始めに言ったあの人とは
大野さんなんです。
小学生のときからずっと好きで
憧れの存在だった
「moon、辞めちゃだめだよ…」
最後の一言を言った瞬間
大野さんはもっと泣き出してしまった
私が、持っていたタオルで大野さんの
涙を拭いていると、
大野さんが抱きついてきて
胸元に顔をうずめながら泣いている
私は大野さんの背中をさすって
だきしめた
私は大野さんを抱きしめながら
考えていた
やっぱ、アイドルでも人間なんだよ
誰だって傷付くんだよね
moonなんて休みも少ないだろうし
相談もできなかったんだろうな
こんなことメンバーには言えないし
30分位たつと大野さんは落ち着いてきた
…大野さんが落ち着いてきたのは
いいけど…私がそろそろ大変!
バタバタして考えなかったけど
あのmoonの大野さんだよ?!
いやいや!抱きしめるとか!
私は落ちついてきて、
パニックになっていた

