「おい、圭斗!明日忘れんなよ!漫画!」


「おーおー、分かったから放してくれ、その腕を」



じゃれあう男子生徒が私の15m先にいる



「じゃーな!圭斗」

おうよと、適当に返事



友達と別れた後、私はすぐさま彼に話かけた


彼と出会った時と同じ言葉で



「おい、そこの猿」