幸せを、君に。



翌朝。


ホテルで適当に朝食を摂った。


「具合は?」


「大丈夫です。」


「あっそ。

今日は現場見に工場まで行くから。」


「はい。」


「よいどめ、忘れんなよ?」


「はい。」


俺たちはホテルの前からタクシーに乗って目的の工場に向かった。


今日は大したことはしなかったから、さすがの天野でもミスはしなかった。