幸せを、君に。



「ひゃっ…」


ドアを開けるや否や、間抜けな声が聞こえた。


「…そんな驚くか?

つーかお前の体なんて興味ないから。」


カーテン越しに俺は言った。


天野はとても魅力的な体の持ち主…なんて言えない。


天野よりもっとスタイルのいいやつなんてざらにいる。



「すみません…」


またあの、自信のない声が聞こえた。