幸せを、君に。



部屋を出るとすぐに、彼女の谷原桜が話しかけてきた。


「なんだったの?」


「出張のこと。

…天野とだ。」


「天野って…あの?」


「そう、あの。」


できることなら桜とが良かったんだがな…。


その方がやりやすいし。


そうじゃなくても、天野以外のやつとがよかった。


仕事はトロいし、ミスも多い。


おまけにドジだし…


そんな面倒、俺に見切れるのか?