幸せを、君に。



ある日の夜のこと。


「あの…

荷物がまだ向こうの家にあるんですけど…」


「わかった。

今度の休みに取りに行く。」


またあいつのところに行かなきゃならないのか…。


なんかされても困るし、嫌だが小宵について行くつもりだ。


どうせもうあんなやつのところには戻らないだろうと思い、

「ついでに離婚届も書いてもらえ。」

と付け加えた。