「小宵ちゃんどうした?」 興味津々に憲吾が聞いてきた。 「今日からしばらく家に泊まる。」 「まじで? やったな!」 「なにが?」 「これでお前の不感症も治るな!」 「…」 「ん?なんだよ?」 「もう治ったから。」 「もう治ったって… まさかお前」 「じゃ。もう戻るわ。」 空き缶をゴミ箱に捨て、デスクに戻った。