幸せを、君に。



帰ろうか、と思ったが…


やはり小宵が心配だ。


なにかあってからじゃ遅い。


俺は車から降りて、小宵が入っていったアパートの一室に向かう。



それにしても、なんだこのボロいアパートは…。


まさかこんなところに住んでいたとはな。


もっと都心にあるマンションで暮らしている小宵を想像していた。