幸せを、君に。



小宵はゆっくり起き上がる。


そしてそっと、布団から出ようとした。


俺はそれを止めるべく、腕を掴んでまた布団の中に引き戻す。


「どこ行くつもりだ?」


「えっと…これからバイトで…」


「服は?」


「一回帰ります。」


「…家に、か?」


「はい…」