幸せを、君に。



天野の体はアザや傷でいっぱいだ。


痛々しい、傷跡。


俺はそっと、傷に触れる。


そっと、撫でてみる。


天野は目を瞑ったまま微動だにしない。


今度は、傷にそっと、キスをした。


何度も何度も、キスをする…。