幸せを、君に。



「服なくて…」


風呂場から声が聞こえた。


「部屋?」


「いえ…あの…」


「まさか持ってきてない?」


天野はひょっこり風呂場から顔を出して首を縦に振った。


「お前さ…そういうの先に言ってくんない?

…ちょっと待ってろ。」


とりあえず部屋に戻って、俺の一番小さい服を引っ張り出した。