幸せを、君に。



憲吾はパパっと荷物をまとめて帰ってしまった。


…てっきりあいつも泊まるのかと思っていた。


まぁいい。


天野に俺に関する変なこと吹き込まれたら困るし。


…とはいえ、天野と二人きりのこの状況。


…気まずすぎる。


なにを話していいか全然分からない。


天野が会社にいたときだって、プライベートの話なんかほとんどしてないし…。