幸せを、君に。



俺は自室で仕事を始めた。


…が、勿論集中できるはずもなく。


書類を手に取っては机に置いて、立ってウロウロしたりを繰り返した。


そんなことをしているうちに、隣からなにやら泣き声が聞こえた。


微かだが…


確かに、泣き声だ。


あいつ…


まさか手を出そうとして泣かせたのか?