幸せを、君に。



―――…


憲吾があいつに会う日になった。


俺はなんとなく家でそわそわしていた。


…たぶん憲吾のことだから、あいつと別れたら連絡を寄越してくるだろう。


そんなの、だいたい夕方くらいだろうって考えられるのに、俺は朝から落ち着かないでいた。



昼過ぎ…


14時くらいにチャイムが鳴った。


こんなときに誰だよ…

と思いながら出る。