幸せを、君に。



「ぁん…ダメっ…!」


寝室からそんな声が聞こえた。


一瞬のうちに、俺は今どういう状況にいるのか理解した。


はぁ…


あいつ…


付き合ってるやつはいないとか言ってたのにな…。


残念だ。


別にショックとかそういう感情はなかった。


ただ俺はソファーに置かれたままの自分の携帯を手に取った。