オレンジ。





角を曲がるとそこには








もう森田くんが来ていた。






昨日は持ってきてなかった自転車。




自転車を歩道の端に止めて
軽く腰掛けて待っている森田くん。






いつもより早く来たのに
それよりも早く来てくれてたんだ。





あき「森田くん!」




森田「お。おはよう!」




笑顔。




朝の太陽より眩しく感じた。



7時半の少し寒い朝に。
なんだか暖かさを感じた。






あき「ごめん!こんな早くいると
思わなくて!待ったよね?」



森田「ううん。俺今着いたとこだった!」



あき「本当?あ、タオル!ありがとう!」




タオルを手渡しした時だった。



森田くんの指先が少し冷たく感じた。




何時に出てくるかも分からないから
やっぱり早く出てきてくれたのかな。





森田「わざわざありがとう!」




ニコッとしてくれる森田くん。


昨日と一緒。




なんだか落ち着く。






とても優しい人なんだろうな〜。





私達は一緒に学校に登校した。