中学の頃。



当時中学2年生の一学期。

GWが終わって、今まで通りの登校日。






あき「やばい!やばい!やばい!遅刻〜!」




GW最後の日に限って見たい
映画が夜中に入ってて
夜ふかししちゃったら、案の定寝坊。






いつもと変わらない景色を
ひたすら走り抜ける私。




こういう時に自転車通学じゃない事に
余計嫌気が差す。




おばちゃん「あきちゃん、寝坊かい?」


いつも道を掃除しているおばちゃん。
毎朝挨拶をする仲。



あき「うん!おばちゃん!行ってくるねー!!」




こんな必死に走ってるところ
誰にも見られたくないけど
今はそんなの言ってらんないよね!




私が踏み切りを渡るときだった。


あき「ん?」



踏み切りに薄い青色のタオルが落ちていた。



拾うべき?無視?



葛藤していると視界に男の子が目に入った。




あの人、サブバッグ開いてる。